臨床検査技師の国家試験合格を目標に科目別の国家試験対策と語呂、まとめノートや実習レポート他、就職情報や実験報告など紹介

医学検査の専門家
医師の指示監督のもと、病院や診療所などで、微生物的検査や血液学的検査、病理学的検査、心電図、脳波検査などの生理学的検査などさまざまな検査を行い、診断や治療の基礎となるデータを提供する。検査結果が医師の診断を大きく左右するので、緻密な作業が要求される。
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衛生状態を管理するために食品中の生菌数測定は衛生指標のバロメーターとなり得る。その指標として、微好気性菌、偏性嫌気性菌 または、通性嫌気性菌などの測定法が使用され、菌が活動するための最適な環境を理解することが重要である。

食品検査の標的細菌は中温菌が多く至適発育温度は、35℃~37℃である。 また、大腸菌の場合は競合菌の増殖抑制のため培養温度を 44.5℃に設定すと良い。

検体に用いる食品の採取部位に関しては数か所から少しずつ採取したり、希釈水の種類や量などを食品ごとに変更したり、損傷菌が存在する場合には緩衝ペプトン水を効果的に使用するなど、検出したい目的菌に応じて適時対応しなければならない。

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※  好気性芽胞形成菌は、バシラス属菌を対象にしており、その芽胞は植物性の粉末原材料の砂糖、でんぷん、香辛料、穀類、豆類、野菜などが汚染されている機会が高い。

※ 液体培地による方法は菌数が少ないと思われる検体に適用され定性的に検査され、BGLBは栄養の豊富な食品に適用され、LBは栄養素の少ない食品に適用される。


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大腸菌(Coliforms),糞便系大腸菌群(Fecal coliforms),大腸菌(Escherichia coli)は、環境衛生管理に有用な衛生指標菌として考えられる。その中で大腸菌群はグラム陰性の無芽胞桿菌で乳糖を分解して酸とガスを産生する通性嫌気性菌でEscherichia,Citrobacter,Klebsiella,Enterobacter など多くの腸内細菌群の菌が含まれ、糞便と無関係なAeromonasもその一つである。
大腸菌群の中で44.5℃で発育し乳糖を分解してガスを産生するものを糞便系大腸菌群、その中で インドール産生能(I), メチルレッド反応(M), VP反応(Vi) シモンズクエン酸塩の利用(C)の性状によるIMViC試験のパターンが「 + + - - 」のものが大腸菌である。


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汚染が少ない食品検査は、浅漬け ・生めん・冷凍食品(冷凍前未加熱)など


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カンピロバクター属菌とは、グラム陰性のらせん状桿菌であり、両端もしくは一端に1本の鞭毛をもち運動性を有する。発育に3~15%の酸素を必要とする微好気性菌であり食中毒の原因となる菌種は主にジェジュニとコリである。
鶏肉を加熱不十分のまま接種することで食中毒になる可能性が高く。症状としては下痢、腹痛、発熱などが挙げられる。


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黄色ブドウ球菌はヒトの鼻腔、咽喉、手指、腸管内などに分布し、種々の動物の腸管内、体表に生息しており、食肉などを高率に汚染している。食中毒は、汚染された食物に黄色ブドウ球菌が産生する菌体外毒素(エンテロトキシン)を接種することによって起こる食物内毒素型食中毒である。

黄色ブドウ球菌は、グラム陽性通性嫌気性菌でコアグラーゼを産生し、耐塩性で食塩濃度7~10%の存在下でも増殖できる。 カタラーゼ、コアグラーゼ、卵黄反応に陽性である。


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遊離型コアグラーゼ+プロトロンビン→トロンビン→フィブリノゲン→フィブリン
遊離コアグラーゼは、トロンボキナーゼに類似
ラテックス反応=クランピング因子は結合コアグラーゼと言われ、ウサギ血漿と混合すると菌の凝集が認められる


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MNPとは、推計学に基づいた手法で試料の細菌数を推定する定量法であり、その結果得られた最尤推定値を最確数という。

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