臨床検査技師の国家試験合格を目標に科目別の国家試験対策と語呂、まとめノートや実習レポート他、就職情報や実験報告など紹介
医学検査の専門家
医師の指示監督のもと、病院や診療所などで、微生物的検査や血液学的検査、病理学的検査、心電図、脳波検査などの生理学的検査などさまざまな検査を行い、診断や治療の基礎となるデータを提供する。検査結果が医師の診断を大きく左右するので、緻密な作業が要求される。
『大学・短大・専門学校・スクール』進路情報多数掲載


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■ 抗酸菌の検体 - 検査材料

主に喀痰が抗酸菌の検査材料として採取されるが、胸水、髄液、胃液、尿など無菌的な部分からそうでないところまで、体内のあらゆる場所から採取される。また、喀痰はMiller&Jonesで M1~P3まで膿性の度合いで分類され膿性部分が 1/3 以上ある検体の検査結果でないと十分な信頼性が得られないとされている。


■ 抗酸菌の分類 - Runyon分類

抗酸菌は結核菌群と非結核菌群に分類され、さらに非結核菌群はⅠ~Ⅲ群を遅発育菌とし、Ⅳ群を迅速発育菌と分類される。 結核菌群で有名なものに、人型結核の M.tuberculosis やウシ型結核の M. bovis があり、感染力が高いので安全キャビネット内で操作し、取り扱いには細心の注意を払う必要がある。


Ⅰ群:光発色菌  - M. kansasii
Ⅱ群:暗発色菌  - M. marinum 表在菌  M. gordonae 環境菌
Ⅲ群:非発色菌  - M. avium と M. intracellulare は、MACと称される
Ⅳ群:迅速発育菌- M. fortuitum


抗酸菌検査手順

・培地には液体培地のMGIT、固形培地の小川があり抗酸菌の発育の判定には液体培地は6週間、固形培地は8週間培養して様子をみる。
.・培養後の塗抹にて雑菌しかみられなかった場合には、スプータによる雑菌処理を行う。
・抗酸菌の同定には抗酸菌薬剤感受性検査(MIC)や抗酸菌群核酸同定検査(DDH)などがおこなわれる。

■ 抗酸菌の前処理 - NALC-NaOH処理

抗酸菌の検査を進めるにあたって重要となってくるのが、雑菌の処理である。検体を何も処理しないまま培養しても雑菌の繁殖により抗酸菌の発育が抑制されてしまう可能性が高いのでNALC処理が必要となってくる。材料が喀痰のような粘性が高い検体には、NALC (N-acetyl-L-cysteine)の還元作用により喀痰をサラサラな状態に変化させることで NaOH(殺菌)の浸透を促す作用がある。最後にNaOHはアルカリ性であるので中和にリン酸緩衝液で中和し 3000rpm 15分遠心して集菌をおこなう。


■ 抗酸菌染色 ― チールネルゼン染色 蛍光染色

抗酸菌PCR検査の前や培養後の抗酸菌の確認などに抗酸菌を染色し鏡検することで判断材料の一部となる。 抗酸菌染色には検体に菌がどれぐらい存在するのか定量的に分析するチールネルゼン染色と菌の有無を確かめ定性的に分析する蛍光染色に分かれる。前者のチールネルゼン染色では石炭酸フクシンで抗酸菌を赤く、メチレン青で雑菌を青く染め1000倍の顕微鏡で鏡検してガフキ―号数で抗酸菌の量をあらわす。後者の蛍光染色ではローダミンとオーラミンにより抗酸菌を発色させ200倍の蛍光顕微鏡で鏡検する。


チールネルゼン染色
1.検体をスライドガラスに塗抹しホットプレートで100℃10分固定する。

2.検体を塗抹したスライドガラスに石炭酸フクシンを滴加し、アルコールランプで炙り 10分間放置する。

3.スライドガラスに滴加した石炭酸フクシンを捨て水洗する。................................

4.塩酸アルコールを滴加し5分間放置(3回繰り返し計15分間脱色する)

5.よく水洗したあとメチレン青を滴加して5分間放置

6.よく水洗したあとドライヤーで乾燥させる。


蛍光染色
1.検体をスライドガラスに塗抹しホットプレートで100℃10分固定する。

2.検体を塗抹したスライドガラスにローダミンを滴加し、1分間放置する。

3.スライドガラスに滴加したローダミンを捨て、その上からオーラミンを滴加し10分放置する。

4.スライド上の染色液を捨て水洗する。

5.塩酸アルコールを滴加し5分間放置(2回繰り返し計10分間脱色する)

6.よく水洗したあとメチレン青を滴加して5分間放置

7.よく水洗したあとドライヤーで乾燥させる。
チールネルゼン染色 蛍光染色


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染色法	前処理	染色液	脱色	後染色	染色結果
グラム染色	ルゴール	クリスタル紫	エタノール	サフラニン	G(-):赤・G(+):紫
チールネルゼン	加温	石炭酸フクシン	3%HClアルコール	メチレン青	抗酸菌を赤色に
ヒス	加温	フクシン
ゲンチアナ紫	20%硫酸銅		莢膜を淡赤に
ナイセル		メチレン青
クリスタル紫		クリソイジン	異染小体を黒褐色に
メラー	加温	石炭酸フクシン	1~3%硫酸	メチレン青	芽胞を赤色に
ウィルツ	加温	マライカイト緑		サフラニン	芽胞を緑色に
レイフソン		パラロザニリン			鞭毛を淡赤色に
ヒメネス		石炭酸フクシン		マラカイト緑	レジオネラを赤色に

培地	目的	選択剤	備考
スタフィロコッカスNo110	ブドウ球菌選択分離	7.5%NaCl	
マンニット食塩			
PEA	グラム(+)球菌	フェニルエチルアルコール	
サイヤーマーチン	Nesseria 	バンコマイシン
コリスチン
ナイスタチン	炭酸培養
マッコンキー	腸内細菌の選択分離	胆汁酸塩	乳糖
DHL			乳糖、白糖
SS	Shigella、Salmonellaの選択分離	胆汁酸	乳糖、滅菌不要
セレナイト	サルモネラ増菌		
TCBS	ビブリオの選択分離	胆汁酸塩(TC)チオコール酸)	(S)白糖、Ph8.6、
NAC	緑膿菌の選択分離	ナリジクス酸&セトリマイド	滅菌不要
スキロー	カンピロバクターの選択分離	バンコマイシン
ポリミキシンB
トリメトプリム	微好気培養
B-CYE	レジオネラ		好気培養、システィン
CCFA	C.diffcile	(C)サイクロセリン
(C)セフォキシチン	嫌気培養
(F)フルクトース
小川	結核	マラカイト緑	
レルレル	ジフテリアの選択分離		ウマ血清
荒川			黒色集落
ボルデージャング	百日咳菌		じゃがいも、20%血液
コルトフ	レプトスピラ		ウサギ血清
PPLO	マイコプラズマ選択分離	ペニシリンG、酢酸タリウム	ウマ血清
コーンミール	カンジダ		ツィーン80加
ミューラーヒントン	薬剤感受性テスト		Mg2+、Ca2+濃度調整
BBE	バクテロイデス選択分離	20%胆汁、ゲンタマイシン

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白血球形態異常の語呂	エリスロポエチンについて
 
■	酸素の低下↓↓により産生が亢進↑↑する
■	腎性貧血、真性多血症で産生低下↓↓
	ヘモグロビンについて
	■	ヘモグロビンAはα2β2のポリペプチド鎖
■	ヘモグロビンFはα2γ2のポリペプチド鎖
■	メトHbはHbが酸化してFe3+になったもの
 
※ 遺伝性球状赤血球症、鉄芽球性貧血で2峰性	 

リン脂質抗体について	赤血球沈降速度(ESR)について
■	↑↑抗カルジオリピン抗体
■	↑↑ループスコアアンチグランド	■	↑↑促進:感染・炎症・免疫疾患
■	↓↓遅延:Alb↑↑・フィブリノゲン↓↓・RBC↑↑
       DIC、線溶↑↑、多血症
顆粒球について	アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)について
■	アルカリホスファターゼは特殊顆粒に含まれる
■	ドラムスティックは女性の好中球1~5%にみられる
■	好塩基球はヒスタミン、ヘパリンを含む
■	単球はムラミダーゼ(リゾチーム)を分泌する
■	体内のTリンパ球は80%、Bリンパ球は20%	■	肝で合成され、セリンプロテアーゼと不可逆的に結合し、その作用を抑制する
■	ヘパリンと結合し、抗トロンビン作用を示す
特殊染色について	シリング試験について
■	ペルオキシダーゼ染色:(+)顆粒球、単球
               (-)リンパ球
■	特異的エステラーゼ染色:(+)好中球系
■	非特異的エステラーゼ染色:(+)単球
※NaF阻害を受ける	■	悪性貧血の診断として用いられる
■	57Co、58Coを標識したビタミンB12を用いてビタミンB12の吸収能を調べる
悪性貧血について
■	ハウエルジョリー小体 出現
■	好中球過分葉
■	巨赤芽球出現(巨大後骨髄球)
■	大球性正色素性貧血	■	↓↓白血球(WBC)数
■	↓↓血小板数
■	↓↓M/E比
■	↓↓胃内因子抗体

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肺胞の特徴	肥満細胞の特徴
■	肺胞上皮はⅠ型とⅡ型がありⅡ型は表面活性物質を産生
■	直径0.1~0.3nm、厚さ1μm以下↓↓
■	肺は機能血管(肺動脈)と栄養血管である気管支動脈より2重支配を受ける。	■	トルイジン青で異染性(メタクロマジー)好塩基性に染色される。
■	ヘパリンやヒスタミンが含まれ、抗炎症物質として分泌される。
胎盤との循環/胎生期における循環器	各器官の位置付け
■	臍帯動脈2本と臍帯静脈1本を介し胎盤と胎児の物質交換が行なわれる。
■	動脈管(ボタロー管)は肺動脈と大動脈との間を連絡する
■	卵円光は右心房と左心房の心房中隔に開いた穴である。	■	上気道:鼻腔~喉頭
■	下気道:気管~終末細気管支
■	呼吸細気管支から肺胞が出現し、ガス交換に関与する
感覚器の種類と特徴	症状の解説
■	マイスナー小体:触覚 ←メルケル細胞
■	ファーターパチニ小体:圧覚
■	ルフィニ小体:腱の緊張を感受する
■	クラウゼ小体:機械的刺激受容体	■	フォン・ギールケ症:糖代謝異常でグリコーゲンが蓄積する。
■	リソソーム酵素欠損(ムコ多糖症):糖代謝異常
■	アジソン病:メラニン代謝異常
■	メンケス病:銅代謝異常
■	ゴーシェ病:脂質代謝異常でグルコセレブレシドの一種であるケラチンが細胞に蓄積する。
※ カルチノイド腫瘍はセロトニンを分泌
■	抗ケラチン(+):食道粘膜、乳管細胞などの上皮細胞
■	抗セロトニン(+):腸粘膜、クロム親和性細胞、カルチノイド
■	ケイ酸結晶やアミロイドの観察には偏光顕微鏡を用いる	
二重支配臓器	機能血管	栄養血管
肺	肺動脈	気管支動静脈
肝臓	門脈	固有肝動脈
	グリソン鞘を通るもの
	■	胆管
■	門脈
■	固有肝動脈
HE染色の特徴	パパニコロウ染色の特徴
■	退色しにくいので永久保存可
■	核染色後エオジンで細胞質を染める
■	色出しにアンモニアを用いる	■	基底細胞:ライト緑に好染
■	表層細胞:オレンジGに好染

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