遺伝子検査学

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医学検査の専門家
医師の指示監督のもと、病院や診療所などで、微生物的検査や血液学的検査、病理学的検査、心電図、脳波検査などの生理学的検査などさまざまな検査を行い、診断や治療の基礎となるデータを提供する。検査結果が医師の診断を大きく左右するので、緻密な作業が要求される。
『大学・短大・専門学校・スクール』進路情報多数掲載


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感染性胃腸炎や冬期食中毒の主原因の1つであるノロウイルス(NoV)は,カリシウイルス科ノロウイルス属に分類され,直径30_38nmで+鎖の一本鎖RNAを有しているが,培養細胞・実験動物により人工的に増殖させる技術は,未だ確立されていない1)。そのため,検出には逆転写酵素(reverse transcriptase:RT)を利用したReal-time RT_PCR法により実施される。

しかし,検査材料である糞便,食品等は酵素反応を阻害する夾雑物を多量に含み,また一本鎖RNAはDNAと比較して不安定であるため,NoV検査において,RNA抽出の成否確認は特に重要である。従来,NoV検査におけるRNA抽出 コントロールとして,エコーウイルス9型(E9)Hill株のRT_PCR法2),3)が実施されてきた。

しかし,この方法は電気泳動や核酸染色等の煩雑な処理が必要であるため長時間を要し,最終判定までの律速段階となっていた。そこで,NoV検査の迅速化を目的に,E9 Hill株をNoVと同時にReal-time RT_PCR法で検出するためのプライマー及びプローブを新たに設計し,実用性の検証を行った。

また,NoVと同様に+鎖の一本鎖RNAを有し,胃腸炎の原因となるサポウイルス4)(SaV)及びアストロウイルス5)(AstV)のReal-time RT_PCR法による検査への応用についても検証した。

引用:ノロウイルス検査における抽出コントロールとしてのエコーウイルス9型Hill株のReal-time RT_PCR法による検出



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ノロウイルスは体内に入った後、小腸の上皮細胞で増殖し、胃の運動神経の低下や麻痺を伴うため、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐の主症状を引き起こす。潜伏期間は12〜48時間で胃をひっくり返すような強烈な嘔吐もしくは吐き気が突発的に起きるのが特徴。

ノロウイルスに感染すると水溶性の下痢を繰り返し、その他の症状として、発熱以外に、筋肉痛、頭痛などが見られるが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症で終わる。

感染者の嘔吐物や便が乾燥するとウイルスが空気中に拡散し経口感染の恐れがあるため、汚物に対して次亜塩素酸(ハイター)による消毒が不可欠となる。

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